食料調達の際に気を付けるべき日本に生息する毒草と毒キノコについて

 

 

ジャングルで遭難していしまった場合、食料や飲料を調達しないといけない。

ただ、毒があるかもしれないから気を付けなければならない。

あるものは触っただけでかぶれたり、強い刺激を感じたりする。

また、食べると吐いてしまったり、下痢を起こしたりするものもある。

 

こういった毒性植物を避けるにはそれぞれの形状を覚えておくしかない。

そこで、今回は「毒性生物」について触れていきたいと思う。

 

日本で見かける毒を持った野草・キノコ

 

まずは、日本で良く見かける毒草・毒キノコについて触れていく。

実は毒があるかどうかの判別は熟練者や地元の人間でも難しいため、

ヘンな色あいをした、変わった植物は基本ノータッチでいよう。

 

ドクツルダケ

ドクツルダケ

雑木林に、点々と生える白いキノコ。

食べると激しい下痢を引き起こす。死亡例も多い。

 

欧米では、「破壊の天使(Destroying Angel) という異名をもち、

日本においても死亡率の高さから、

地方名で「ヤタラタケ」「テッポウタケ」などとも呼ばれる。

 

テングダケ

テングダケ

カサに多数のイボがあり、

根本が急今生の茶色いキノコ。

 

誤って食べてしまうと、

嘔吐・下痢・呼吸困難・幻覚になる。

 

ツキヨタケ

ツキヨタケ

枯れ木に群生し、シイタケと似ているため、

間違えて誤食する人もいる毒キノコ。

 

摂食後30分から3時間で発症し、

下痢と嘔吐が中心となり、あるいは腹痛をも併発する。

景色が青白く見えるなどの幻覚症状がおこる場合もある。

 

ギンナン

ギンナン

栄養価が高く、でんぷん、カロテン、ビタミンCを含み、

カリウムをはじめマグネシウムやリン、鉄分など、

骨を作るのに欠かせないミネラルも豊富。

 

美味しいし、日本の食卓にも並ぶほど

市民権を得ている「銀杏」

実は食べ過ぎると良くない。

 

というのも、

ギンナンの持つメチルピリドキシンが中毒を起こす。

大人は解毒酵素を体内に持っているが、

用事や子供が食べると嘔吐や痙攣などの中毒症状を起こす場合もある。

 

 

ナンテン

ナンテン

 

読み方が「難転」即ち「難を転ずる」に通ずることから、

縁起の良い木とされ、鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗信がある。

 

一見、食べられそうな赤い実をしているが、

誤食すると痙攣や呼吸麻痺を引き起こしてしまう。

 

万が一、口に含んでしまったら、とにかく吐き出そう。

すでに飲み込んでしまったのであれば、

水を対s量に飲んで、のどに指を入れて吐き出そう。

 

シキミ

シキミ

中華料理に使う八角に似ているので、

食べられそうな外見をしている上、

味も栗に似ているらしい。

 

が、食べると嘔吐・痙攣等の中毒症状を起こし、

死亡例も存在する。

 

ヒョウタンボク

夏にひょうたんの形をした赤い実がつく。

コレも一見すると食べられそうな感じがするが、

 

シキミと同じく毒を有していて、

嘔吐・痙攣などに苛まれてしまうので、

口にしてはいけない。

 

ヒガンバナ

ヒガンバナ

秋に咲く赤い花を見ればわかるが、

張るの時期の、葉と鱗茎が、食用できる

アサツキやノビルに似ている。

 

ただし、ヒガンバナはネギ臭くないので、

ある程度嗅ぎ分けることができる。

 

この花も有毒性があり、特に、

鱗茎にアルカロイドという有毒成分を含んでいる。

 

摂取してしまうと、吐き気・下痢・中枢神経の麻痺

等を起こしてしまう。

 

サワギキョウ

サワギキョウ

夏色に紫の綺麗な花を咲かせる。

園芸店でも売られているが、全体に

毒性の強いアルカロイドを持っている。

 

トリカブト

トリカブト

全体に猛毒のアルカロイドを持つ。

食用できるニリンソウの葉と似ているので、

誤食してしまう事も。

 

短時間で死亡した例も多いため、

誤食したら、とにかく病院へダッシュしよう。

 

チョウセンアサガオ

チョウセンアサガオ

日本全国どこにでも生えている。

根をゴボウと間違えて食べてしまう人も多い。

腹痛を起こし、酷くなると中毒症状が出始める。

 

ヨウシュヤマゴボウ

ヨウシュヤマゴボウ

「ヤマゴボウ」の名が付いているので、

漬物にして食べる人もまれにいる。

 

市販されているのは、「モリアザミ」の

根をつけたものだ。

 

誤食すると嘔吐や痙攣をおこすので、

とにかく吐き出してしまおう。

 

スズラン

スズラン

可愛い白い花が咲き、家庭園芸でも

人気があるが、根に毒があり、

下痢や全身麻痺を引き起こす。

 

花の無い時期にギョウジャニンニクと

間違えて食べてしまうケースもある。

 

ドクゼリ

ドクゼリ

食用できるセリと本当に似ている。

根もワサビに似ているが、

割ってみると、違いがわかる。

 

セリの根は大きくないため、

根が見分けるポイントになる。

 

毒成分はシクトキシン、シクチンで

全草(草全体)に含まれている。

 

これらの毒は皮膚からも吸収されやすいので、

触らないように気を付けよう。

 

フクジュソウ

フクジュソウ

春先、フキノトウと間違えて誤植する人もいる。

根を心臓の薬として煎じて飲んだ人の死亡例もある。

 

 

温帯の有毒植物

 

歯や茎に毒を含んでいるのもあれば、花や根や樹木に毒を持っているものもある。

こすっただけでもトゲや気孔から毒を発散させる植物もある。

 

温帯では有毒植物よりも食べられる植物の方がはるかに多いものの、有毒植物に

当たると、絶命してしまう恐れもあるので注意すること。

 

 

ジギタリス

ヨーロッパから、西・中央アジアにかけて分布している。

ジギタリスは心臓を刺激する毒を全体に持っている。1.5メートルほどの丈になり、

ピンクや黄色や白のつりがね状の花をつける。

 

ルピナス

北アメリカ、ヨーロッパ、アジアに生育する。有毒のアルカノイドを含み、

どの部分を食べても胃腸に炎症を起こす。

紫やピンクや黄色の花をつける。

 

トウゴマ

もともとは熱帯植物だが、温帯にも育つようになった。

種からは下痢に使われるヒマシ油がとれるので栽培もされているが、

生のまま食べると命取りになる。加熱すれば毒は分解される。

 

リシリソウ

球根を食べると命取りになる危険がある上、野生のタマネギと間違えやすい。

長い葉と白い花をつけ、60センチメートルぐらいになる。

いたアメリカの森林や草地で良く見られる。

日本では、北海道の利尻島・礼文島などに自生している。

 

ドクヅタ

 

日本に広く分布し、そのほかに北アメリカの森などにも見られる。

普通のツタと同じように地面を這っていたり直立していたりするが、

緑がかった花と白い実をつけているので、見分けがつく。

皮膚に触れるとひどいかぶれを起こす。

 

キンポウゲ

この種類はすべて食べると、腸を強く刺激して腹痛を起こしたり、

皮膚が赤くはれたりする。世界中に生育し、どの種類も5枚以上の光沢のある

重なりあった黄色い花弁をもっている。

熱帯の有毒植物

 

熱帯には多くの植物が生い茂っているが、安全の為には種類のわからないものだけを食べる様に

しなければならない。どうしても見慣れない植物を食べる事を考慮しなければならない場合は、

必ず毒見をし、ごく少量にとどめておくこと。以下に熱帯で見られる有毒植物を挙げていく。

 

ジャトロファグランデュローサ

 

ナンヨウアブラギリ属の熱帯植物のあるものは、葉や種、樹液、果実などに毒を持っている。

特に種は強烈な下痢を起こさせる。

ホワイトマングローブ

 

オーストラリアや東南アジア、熱帯アフリカの沼沢地や入江に見られる低木。

見つけたらできるだけ近づかないようにしておこう。

樹液が皮膚に触れると

カルフォルニアゲッケイジュ

 

北アメリカに生育する。この常緑樹の硬い卵形の葉は強い芳香を放ち、猛毒を持っている。

黄色の花と、緑か紫の実をつける。

 

 

この記事に「毒草かどうかを判別する方法」を載せているので、

参考にしてみてほしい。↓




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