車ごと水中に落ちてしまったら 沈没する車内から脱出する手順と要領について

 

もし車を運転していて、ハンドル操作を誤って、

川や池、海なんかに落ちてしまったらキミはどうする?

 

大事な車が水浸しになってオシャカになってしまったのはとても辛いことだが、

死ぬことの方がもっと辛い。

 

ただ、鮮明に意識が残っているのであれば、車はどうにもならなくとも、

キミが助かる余地はまだ残っている。

 

今回は、「乗っている車ごと水中に落下した時の対処」について触れていく。

車が沈没した直後に脱出しようとしてはいけない理由

 

自動車事故で一番厄介なのは、走行中に水場に落下してしまう事だ。

陸上ならまだ、近くにいる人が助けてくれたり通報してくれるかもしれないが、

水中となると、車中に残っている「酸素」が温存している状態までしか時間がない。

 

つまり、見つけてもらっても走って助けに行くこともできないし、救助隊が来たとしても

その頃には溺死しているパターンが多い。

 

なので、この場合も焦らず、しっかりと状況判断をする必要がある。

 

堤防や岸壁から海の中に転落した時を想定してみよう。

運転手だけ、もしくは助手席にもう一人乗員がいるというケースでは、

フロント・ガラスを破って脱出を試みる事が多い。

 

車体がほぼ水平に落下した時は、少しの間だけ浮く事ができるため、

その隙にドアの窓ガラスを上手く突き破ってそこから脱出しようとするからだ。

 

ただ、もし万が一 後部座席に人がいるときにそうしたら、その人は危険にさらされる。

 

なぜかというと、運転席・助手席に座っている人が脱出直後に車体が沈み始めたら、

水圧によって急激に水が入っていき、後部座席の人に向かって勢いよく襲い掛かり、車内に押し戻してしまうためだ。

 

その場合、前に座っている二人は辛うじて脱出できても、後部座席にいる人間は

助かる確率が著しく低い。

 

そのため、もしそうなったらまずは落ち着いて、いったん車体が完全に沈むまで待とう。

これは、車体が前のめりに落ちようが、後ろから水場にドボンしようが同じだ。

 

どっちみち、自動車が走行していた地点からの転落であれば、「湖底」などの場所以外、

極端に深いところではないハズだ。

車体ごと海に落ちてしまったら

 

1 焦って脱出しようとせずに車体が沈むのを待つ。

 

まず最初は車内に水が入ってくるまで待っていよう。

その際は、「今からこんな風に脱出するから。」と一言説明を入れておこう。

説明無しで行動に移ろうとすると同乗者にその意図が伝わらず、個々に脱出しようとする恐れがあるためだ。

 

待っている間、計り知れない恐怖がキミを襲い、今すぐにでも飛び出したくなるだろうが、

ここはグッとこらえて耐えるんだ。

 

この行動が後にキミの命を助ける事に繋がる。

2 同乗者を落ち着かせつつ、脱出の準備に取り掛かろう。

待っている際、正気を保てなくたった女性や子供が泣き叫ぶかもしれない。

もしそうなったら、とりあえず落ち着かせよう。

 

励ましたり、世間話をしたり、なんなら気の利いたジョークでもいい。

キミが落ち着いて冷静に行動すると、その「余裕あるたたずまい」から、

同乗者も気持ちに余裕ができ、安心して言う事を聞いてくれるためだ。

 

また、この間に座席のシートベルトを外しておこう。

いざ脱出しようとしても、シートベルトが装着されたままだと意味がない。

 

 

3 水がある程度の水位に達するまで待ち続ける。

 

車が沈没していくと、水圧で車全体に「圧」がかかることで、ドアが開けられなくなっている。

そのまま待っていると、少しずつ車内が浸水していく。

その水位がドアの上部、もしくはそれ以上になると、ドアがすんなりと開くようになる。

 

それまでは、車内に残存している空気を吸いながら、ただ待つことに徹しよう。

 

 

4 全員で頃合いを見計らって脱出する。

車の中が十分に水で満たされたら、以下の条件が満たされているか再度確かめよう。

 

  • 車内が本当に十分な水位で満たされているか
  • シートベルトが外されているか
  • 全員が目いっぱい空気を吸い込んで、水面に浮上するまで息を止めていられるか

 

この3点が満たされているなら準備OKだ。

 

「1、2の3」でドアを開け、そこか全員車の中から脱出するか、

全員がそれぞれのドアを個々に開けて脱出してもいい。

 

以上が「水中で車から脱出する際について」だ。

 

もし、車が天井から水中に沈んでいった場合

 

もし、車が横転しながら水中に投げ出されてしまい、天井を下にした状態で

水中に沈んでいったら、どうすればいいだろうか?

 

この場合、車内に入ってくる水は、自分の頭の上から降り注ぐように浸水してくる。

周辺の状況をみて、脱出可能と思われる部分を探して、車内を移動しよう。

 

空気を吸える場所を見つけてある程度水が満ちてきたら

上記の要領で脱出を図ろう。

 

もし屋根が完全につぶれて窓が全く開かない状態であれば、窓ガラスを割って脱出する必要がある。

この時、こういったものを車の中に忍ばせておくことで生き残る確率が上がる。

 

 

 




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