放射能とは?放射能物質から身を守るためにするべき事

 

キミは放射能という物質について理解しているだろうか?

なんだか、「危ない」というイメージは頭の中で理解できているものの、

 

「あまり良く知らない。とにかく、人体にとってとても悪影響を及ぼすもの」

という風にしか知らないのであれば、是非読んでほしい。

 

今回は放射線についてまとめてみたので、

この記事によってキミに放射線についての知識が少しでもついたのであれば幸いだ。

 

放射能とは?

放射能

出典:Wikipedia

放射能(ほうしゃのう)とは、放射線が出す放射性物質の事だ。

 

すべての物質は、原子というとても小さな粒でできている。

原子は、原子核という粒の周りを電子という粒が回っている。

 

物質の中には、原子の原子核が不安定な状態のものがあり、このような物質は、

安定した状態になろうと動き続けている。

 

この不安定な物質が安定した物質になるとき、原子はエネルギーを出す。

この時に出るのが放射線というもので、放射線がだす物質を、放射性物質という。

 

放射能には、いろいろな種類があるが、主なモノは、

  • α線(アルファせん)
  • β線(ベータせん)
  • γ線(ガンマせん)

 

の3種類だ。また、レントゲン写真を撮るときに利用するX線(エックスせん)も

放射能の一つだ。放射能は目に見えないし、においも味もしない。

また、放射線は、ものを通り抜けるが、種類によって通り抜け方が違う。

 

出典:放射線監視センター

 

それぞれ、エネルギーの大きさや透過の性質が異なり、

体への影響も違ってくる。

 

特に、ガンマ線は体をカンタンに突き破ってしまい、

衣服で防護する事は出来ない。

 

放射線は、体に悪い影響を与えるが、いろんな分野で利用される事もある。

上記に述べたように、レントゲン検査などの医療面でも使われているし、

 

空港での手荷物検査などにも一役買っているし、農業で、農作物の品種改良にも

大きな効果を生むし、害虫が卵を産めなくする事にも使われている。

 

ただ、この放射線は、ある程度の量を超えてしまうと、

人体にとってとても悪い影響を及ぼす事がわかっている。

 

細胞の働きを異常にしてしまうため、血液や皮膚などに影響を受け、

白血病やがんなどになる危険性がある。

放射能の半減期

出典:文部科学省

また、放射線は時間が経てば少しずつ薄れていきはするものの、

数万年というシャレにならないぐらい長い時間を要することもある。

 

ここでいったん、放射能に関係する言葉を少し説明させてほしい。

 

放射能に関係する言葉について

 

「ベクレル」と「シーベルト」

 

放射能や放射線を図る単位には、ベクレル、シーベルトという言葉がある。

 

ベクレルは、放射線が1秒間に出す放射線の個数を表す。

シーベルトは、放射能が人の体に与える影響の度合いを表す。

 

ホットスポット

ホットスポット

出典:原発・放射能情報

事故が起こった原子力発電所から遠く離れた地域でも、

集中的に高い放射線量を観測する事がある。

 

このような、周辺に比べて放射線量の高い地域を

ホットスポットという。

 

「外部被ばく」「内部被ばく」

 

放射線を浴びてしまう事を「外部被ばく」といい、

体の内部からの被ばくを「内部被ばく」という。

外部被ばく内部被ばく

出典:環境省

 

外部被ばく

体の外から放射線を浴びてしまう事だ。

放射性物質から離れれば離れる程、影響は小さくなる。

 

内部被ばく

放射線で汚染された水などを取り入れてしまう事で体の内部から被ばくする事だ。

ホコリなどと共に口や鼻から吸い込んだり、汚染された食べ物を飲食するとそうなる。

 

 

放射能はどうやって人の体に入ってくる?

出典:ディフェンス・ジャパン

 

通常、次のような順序を経て、体内に放射能が入ってくる。

 

(土についた放射能)

植物→人間 もしくは、植物→動物→乳→人間

植物→動物→肉→人間 もしくは、植物→動物→乳→乳清→動物→肉→人間

(河川や湖に入った放射能)

水生植物→魚→人間

(森に入った放射能)

薪→暖炉→灰→畑→野菜→人間

 

つまり、自分の住んでいる地域の近くで、放射能関係の事故が起こったのであれば、

かなり高い確率で自分の体内が放射能のダメージを喰らっている可能性がある。

 

そのため、もし万が一自分の住んでいる地域の近くで原発事故が発生したなら、

以下の要領で少しでも放射能から身を守れるようにしよう。

 

放射線から身を守るには

放射能汚染防護スーツ

出典:SELF GUARD COMPANY

放射線は、身に見えず、においもしないので、どこが安全でどこが危険か

分かりにくい。そのため、必要以上に恐れる人もいる。

 

ただ、明確に立ち入りが禁止されたり制限されている地域以外では、

問題がないと思っていい。

 

また、放射線が人から人に伝染するような事はない。

避難している人から放射線がうつる事はないし、

健康に害を及ぼすような食品が流通することもない。

 

用心する事は、とても大切だが、心配しすぎるのもかえって精神的に良くない。

何が危険で何が安全か、また、自分のいる地域では、放射線量がどれくらいかなど、

正しい知識を身に付けて、冷静に対応していこう。

 

放射線量が高い場所を避ける

 

放射線を放つ放射性物質は、風に乗って広がり、雨によって地面に落ちる。

そのため、水がたまりやすい場所には放射性物質が多く、放射線量が高い事がある。

 

放射線量が高い事がわかっているのは、次のような場所なので、

なるべく近づかないようにしよう。

  • 草むらや芝生の上
  • 側溝
  • 雨どいの下
  • 水たまり
  • 木の根元

 

雨にできるだけ触れないようにする

 

雨が降っていた場合、放射性物質が混じっている可能性が大いにある。

そのため、できるだけ雨が直に触れないようにしておこう。

また、川や水たまりの水や土、砂なども口の中に入れてはいけない。

 

手洗いうがいを徹底する

 

公園にある砂場などにも放射性物質が混じっている可能性がある。

そのため、公園で遊ばせた子供などには、しっかりと体についた泥を落として、

手洗いうがいを徹底させよう。

 

また、服についたホコリや、靴についた泥にも付着している事があるので、

ちゃんと落としてから教室や家に入ろう。

 

風が強い時は窓を閉めよう。

 

風に乗って家の中に侵入する事もありえる。

そのため、風が強い日はできるだけ窓を閉めておこう。

 

最後に

 

子供は、大人に比べて、成長過程にあり、細胞が放射線の影響を受けやすいといわれている。

また、放射性物質の一つである放射性ヨウ素は、子供の甲状腺にたまりやすい

とも言われている。

 

子供は、これから生きる気管が長く、どのような影響が出るかわからないので、

特に放射線に気を付けるようにしていこう。

 

 




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